地球社会研究専攻のロゴマーク

地球社会研究専攻が設置されたのは1997年4月。その創立10周年を記念し、本専攻では、ロゴマークの制作を昨年から検討してきました。そして、 ちょうど10周年の2007年4月、本専攻のアイデンティティの核ともなるロゴマークを決定し、公表する運びとなりました。院生や教職員、本専攻に関心あ る皆さんの目に触れ、本専攻への共感と理解が一層深まればなによりです。

デザイナーはモニカ・ペオン氏。メキシコの大学とアメリカの大学院でデザイナー教育を受け、オランダの有名事務所で修行したあと、メキシコシティとカナダのトロントにアトリエを開いて活躍するデザイナーです。

ペオン氏は、本専攻との情報交換を行い、以下の諸点をデザイン着手の出発点としました。

  1. 地球社会研究専攻が一橋大学という歴史ある学術機関のなかで新しい学問のありかたを追求していること。
  2. 学問の更新とは「古き革袋に新たな酒を注ぐ」作業を続ける意思と運動であり、地球社会研究専攻はそれを目指していること
  3. 地球社会研究専攻が次の3方針を教育研究の基盤としていること。
    • De-Eurocentric approach
    • Solution-oriented approach
    • Issue-focused approach
  4. 地球社会研究専攻が国際的な研究教育活動のセンターであること。

これらを踏まえ、ペオン氏はデザイン・コンセプトを次の3点におきました。

  1. 地球社会研究専攻の制度的側面を中立的で整然とした形式性ある文字部分で表現する。
  2. 3方針など地球社会研究専攻の運動体としての本質をシンボルで示す。
  3. 両者の組み合わせにより、制度体でありかつ運動体でもある地球社会研究専攻を表現する。

本専攻についてのペオン氏の深い理解とその創作力のなかから生まれたのが、このロゴマークです。以下は、ペオン氏の言葉です。

「地球社会研究専攻の3方針は、閉じられることなく呼吸しあっており、それをゆるやかな三角形で表現した。動きあるデザインは、学際性と集団性と自 由さを強調している。茶色は伝統ある大学で10年を経た堅固さを、青色は発展と未来を、緑は生命を表す。デザインと文字と色調の有機的全体で、地球社会研 究専攻とその人間性を表現した。」